動物の骨折…
- 動物の骨折では人のように患部を動かさずにおとなしくしていることは不可能なので、手術が必要なものがほとんどです。
骨折の治療・手術方法
- 骨折した部位や折れ方によって選択する手術法は異なります。
プレート固定法
- 骨折してずれってしまった骨を元の位置に戻し、医療用の金属製のプレートとスクリューで骨と骨を固定する方法です。
- ずれてしまった骨を直接見てしっかりと元の位置に戻し強固に固定することができるのがメリットです。
創外固定法
- メスを使って切り開くというのを最小限にとどめ、皮膚の外からピンを骨に捻じ込んで固定する方法です。
- 粉砕骨折や元の位置に戻せない骨折に適しています。
- 直接骨折の部位をいじらずに済むので、骨を修復するため必要な細胞や血行を維持したまま治せます。
- 早く治癒できるのがメリットです。
髄内ピン
- 骨の中心には骨髄といわれるドロドロの液体を満たした空洞があります。
- その骨髄内に金属性のピンを入れる方法です。
- 骨髄ピン単独では不足なので他の固定法の補助として使われることが多い方法です。(ちょうど上の左から2番目のレントゲン写真では創外固定の補助として使用されています。)
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